赤ちゃんのお口の中には、むし歯菌は存在していません。
しかし、食器の共有・口移し・キスなどを通して大人から菌が移ることで、むし歯のリスクが高まります。
少しでもリスクを減らすため、周りの大人・兄弟のお口の管理も大切です。
嫌いになる前に歯みがき練習をしましょう
乳歯は永久歯よりも歯の表面が薄くてむし歯になりやすく、進行も早いです。
乳歯のむし歯は、将来の永久歯にも大きく影響します。そのため、歯みがき習慣はとても大切です。
近年は、子どもの口腔ケアについて関心・意識が高まっており、昭和54・55年度をピークに、毎年の学校検診でむし歯のある子どもの割合が減ってきています。
令和7年度では、すべての年齢において過去最小値でした。この調子で減らしていきたいですね。
| 平成27年度 | 令和7年度 | |
| 幼稚園 | 36.23% | 19.44% |
| 小学校 | 50.76% | 30.83% |
| 中学校 | 40.48% | 25.23% |
| 高等学校 | 52.46% | 32.77% |
※文部科学省「令和7年度学校保健統計」参照
仕上げ磨きをしてあげましょう

歯みがきがしっかりと身に着くまでは、磨き残しとお口全体のチェックもしてあげることが必要です。
最初は嫌がる子も多いですが、習慣になっていくよう、小さいうちから遊び感覚で始めて慣れていきましょう。
乳児期(歯の生え始め~2歳)

・食事の後にガーゼで歯と歯肉を優しく拭いましょう。
・うがいができるまでは、歯みがき粉ではなくフッ素入りジェルを使いましょう。
・歯ブラシが持てるようになったら、握りやすく、喉に刺さらない形の歯ブラシを持たせてあげ、感触などに慣れさせてあげましょう。
幼児期(2歳~6歳)

・子ども用の歯ブラシで自分で磨いてから、膝の上などに寝かせて、口の中が見やすい状態で仕上げ磨きをしましょう。
・歯が生えそろってきているので、子ども用フロスなども使用して汚れを取り除きましょう。
・大人のまねっこで一緒に磨くのも楽しいですね。
学童期(6歳~12歳頃)

・お子さま自身でも歯みがき・フロスの使い方を覚え、仕上げはチェック程度でも大丈夫になるよう、少しずつ練習していきましょう。
・永久歯への生え変わりの時期のため、乳歯と重なって生えていないか、歯並びなども確認しましょう。
歯みがきのポイント

・磨き忘れがないよう、順番を決めましょう。
・磨く箇所に合わせて歯ブラシの向きを変えましょう。
・歯ブラシは大きく動かすのではなく、小刻みに1本ずつ磨くイメージで動かしましょう。
・1回2分以上かけて磨きましょう。
・フッ素配合のジェル・歯みがき粉を使うと、むし歯予防に効果的です。
・フロスは夜だけでも頑張って取り入れましょう。
・歯ブラシは1~2か月程度で交換しましょう。
★目標は1日3回、毎食後の歯ブラシとフロスです。


